香ばしい香りと深い味わい「秋のお茶」
季節限定用で保存していた「秋のお茶」は、強めの温度で焙煎します。
そうすることで香ばしく甘い、火香(ひか)と呼ばれる香りが引き立ち、味わいも濃厚。
おはぎや栗きんとんなど和菓子はもちろん、スイートポテトやアップルパイなどの洋菓子にもよく合います。お好きなスイーツを用意して、秋の風情を感じながらお過ごし下さい。
甘みと渋みのバランスが絶妙「特撰煎茶」
日本茶本来の香りと甘みと、上品でかすかな渋みのバランスが絶妙な、新緑園で一番人気のお茶です。リピート率も高く、最初にお勧めしたい「新緑園のお茶」です。
秋の夜長に味わい深い時間を
“蔵出し茶” の熟成されたまろやかさと、火香の旨み。ひと夏の間じっくり低温保存することで、新茶が熟成され角がとれて旨みがたっぷりと引き出されました。コク、甘みの強い品種「さえみどり」を主に使用。中蒸しタイプのお茶です。
秋のお茶おいしさの理由
1.甘みとうま味の強い一番茶
お茶は収穫時期によって味が変わります。春に摘んだお茶は夏や秋に比べ、苦みをもたらすカテキンより甘みをもたらすテアニン、うまみをもたらすグルタミン酸が多いため、深い味わいが楽しめます。
2.熟成によって増す香りと味
お茶を寝かせるとゆっくりと熟成度が増し、新茶特有の爽やかな香りから、まるで花や果実を思わせる甘い香りへと変化します。味も若葉のようなみずみずしさから、角がとれて落ち着いたものへと変化するのです。
3.焙煎でより濃厚な香り甘みに
季節限定用で保存していた「秋のお茶」は、強めの温度で焙煎します。そうすることで香ばしく甘い、火香(ひか)と呼ばれる香りが引き立ち、味わいも濃厚なものになるのです。
焙煎が強すぎると茶葉本来の香りが火香に負けてしまいますが、遠赤外線で茶葉の芯から熱を加えますので、茶葉の上品な香りを残してまろやかな味に仕上がります。
「蔵出し茶」とは?
春に収穫した一番茶を昔は蔵で、現在は保存室や冷蔵庫で寝かせてから秋に焙煎したお茶のことで、「秋の新茶」「熟成茶」「蔵出し熟成茶」とも呼ばれます。ひと夏の間じっくり低温保存することで、新茶が熟成され角がとれて旨みがたっぷりと引き出されます。
お菓子によく合う「秋のお茶」
少しずつ夜が長くなり、冷気を感じる日が増える今日この頃。
「秋のお茶」は、香り立つ焙煎が特徴です。
おはぎや栗きんとんなど和菓子はもちろん、スイートポテトやアップルパイなどの洋菓子にもよく合います。お好きなスイーツを用意して、秋の風情を感じながらお過ごし下さい。