日本茶とは

日本茶は「日本のお茶」つまり、「日本で作られたお茶」「日本でよく飲まれる種類のお茶」と言った意味合いの言葉です。

日本で飲まれているほとんどの日本茶は不発酵茶である緑茶です。緑茶の多くは、蒸すことで加熱処理をして酸化・発酵を止めたのち、揉んで、乾燥させる製法をとります。この方法は日本独自で発展したもので、世界的にみても製茶過程で”蒸し”という工程が行われている国は他に類がありません。紅茶や、烏龍茶は蒸しは行わずに発酵で止めています。

日本茶は普通緑茶を指します。蒸す代わりに釜で炒る加熱処理を用いる場合もあり、この製法の日本茶を釜炒り茶といいます。緑茶を分類すると茶道における抹茶とそれ以外の、茶葉を挽かずに用いる「煎茶」に分けられます。また本来のお茶である本茶に対して、選別などの工程ではじかれた出物のお茶として、茎茶、芽茶、粉茶、ティーバッグ用原料茶の分類も存在します。
逆にこの部分が美味しいといって珍重される方もいらっしゃいます。

宮崎県は第4位の日本茶栽培地域で、産地銘柄を表示する際には、当該府県産原料が50%以上含有するなどの条件を設け、ブランド維持を図っています。現在、日本全国で栽培されている茶樹の9割をやぶきた一品種が占めています。やぶきたは甘みも多いので、品評会でよく使われていますが最近では、おくみどり、さえみどり、つゆひかりなどの新しい品種の栽培も増えています。
 
 
 

新緑園の日本茶

日本茶の味わい方も随分変わってきております。日本茶はいろんな生産者のお茶を混ぜることが多いですが、シングルオリジンなども出てきています。この様な環境の中、新緑園では、日本茶専門店として日本茶の持つ大きな力を信じ、県内外のお客様に喜んでご利用頂ける宮崎茶をご提案し続けております。どうぞ皆様、この不安定な時代の中で、心ゆくまで日本茶を楽しんで頂き、「心ほどける和みの時間」を過ごして頂ければ、有り難いと思います。
 
 
 

日本茶インストラクター

日本茶インストラクター認定制度とは
近年、日本茶に含まれるいろいろな成分が健康に対して効果・効能をもつことが、多くの研究者によって明らかにされ、社会的にも日本茶への関心が高まっています。「日本茶インストラクター認定制度」は、日本茶と消費者の接点となり、日本茶文化の発展及び日本茶の正しい理解と普及を指導できる者を認定することを目的に、1999年に制定されました。過去には弊社でも女性の日本茶インストラクターがいましたが、多くの知識と技能が必要とされる資格となります。
 

T-1グランプリ

T-1グランプリとは、宮崎発祥の企画で子供たち(小学3年〜6年)が4人でチームを作り、お茶の歴史や生産に関する知識を事前に学びテストを受けたり、またお茶の淹れ方を練習をし、審査員に美味しく淹れるその技術を競う大会です。この大会の最大の目的は、子供同志で順位を争うことでなく、家族やまわりの方たちにお茶を淹れる練習を積む中で、日本茶の本来の美味しさを改めて体験してもらったり、子供が淹れたお茶に家族の団らんが少しでもはずんでそこで楽しい会話に花が咲いたり・・・。そんな時間になればという想いからです。新緑園では毎年、日本茶に興味を持ち、大会に参加してくれる子供たちの指導や練習を大会ごとに行っております。
 
 
 

日本茶を贈るということ

「おもてなし」が言葉として流行しましたが、茶の湯の精神からの語源と云われます。大切な方への気配りや心配りをする気持ちが築かれた、日本独自の世界に誇れる言葉です。また、和食などの日本文化も象徴しています。千利休なども深く相手のことを考えてというのがあったり、明智光秀は羽柴秀吉をもてなす際にはぬるめ、普通、熱めと状況によって変えていったっというエピソードがあったりします。
 

・「マナー」とは、相手に不快感を与えないための最低限のルール。
・「サービス」とは、主従関係があり対価が発生する。対象が広い。
・「ホスピタリティ」とは、思いやりの心。対価を求めない。その時のその場この方に。
・「おもてなし」とは、提供する側の姿勢と心。その人がいない時にも心を配り相手に想いをはせ、五感と心に感動を与える。主張しない。余計な気遣いをさせないこと。最上級の目配り気配り心配り。

「おもてなし」の歴史があるお茶には、昔から受け継がれてきた言い伝えや逸話がたくさんあります。
大切な方への贈り物に、伝えたい願いや想いを込めた日本茶お取り寄せ通販はいかがでしょうか?

 
 

ちょっと一息 お茶のよもやま話


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