お茶の栄養成分・効果



お茶には、風邪やインフルエンザの感染症予防、抗菌・抗ウイルス作用、
アレルギーの抑制などとても素晴らしい効果があります。
健康や美容にいいというお茶には、玉露、煎茶、ほうじ茶、番茶など沢山の種類があります。
その違いと特徴、栄養成分や健康効果・効能、などご紹介します。


お茶の栄養価


お茶の成分



〈玉露〉
ビタミンを多く含み美肌効果あり。
旨味成分のテアニンには、ストレス緩和作用があり、リラックス効果がある。

〈煎茶〉
風邪予防ができ、体をクールダウンさせてくれる効果、特にビタミンCをたくさん含まれ、
ミネラルにはフッ素が含有されているのが特徴。

〈ほうじ茶〉
低カフェインで量飲めること、ビタミンCの含有量がレモンの5倍、香りが脳をリラックスさせる。

〈番茶〉
カフェインが少なく、カテキンを多く含む。
血糖値を下げる高いポリサッカライドが豊富、
糖の吸収を抑えて肝臓で行われる糖新生を抑制効果あり、食べ過ぎ防止に役立つ。

〈玄米茶〉
ふくよかな香りが特徴で、 食物繊維などが豊富。
生活習慣病を予防する効果と香りにリラックス効果あり。

〈紅茶〉
カテキンなどが多く含まれ、心疾患の予防に有効。
テアニンにリラックス効果、紅茶にミルクを入れると効果減、
うがいに使用するとインフルエンザ予防になる。

〈ウーロン茶〉
食事との相性が良く、食べるときに飲むと脂肪分を分解してくれる、
デトックス効果、寝る前に飲むと眠りの質がよくなる。
 

感染症予防効果



お茶には、カテキンを多く含んでいます。ウィルスを撃退する効果があり、
緑茶に風邪菌の増殖を防ぐ作用があることも立証されています。
これは、緑茶が免疫力を強くする調節性T細胞の数を増やしてくれるからだと言われています。

がん予防効果



緑茶に含まれているポリフェノールとカテキンが細胞のガン化を予防してくれ、
緑茶に多く含まれるビタミン類が発ガン物質の作用を抑制しれくれます。
 

糖尿病予防効果



緑茶には、血糖値を下げる作用があります。
緑茶を1日6杯以上飲むことで、飲まない場合に比べて糖尿病の発症リスクが3分の1程度になります。
 

虫歯予防



お茶には、フッ素が含まれています。フッ素は、歯を強くし、虫歯にならないための抵抗力を
つける働きがあります。また、お茶に含まれるタンニンの殺菌作用で虫歯になるのを防いでくれます。

美容効果



緑茶に含まれるビタミンCは、熱に強く80度でも壊れず、保存にもすぐれた特性があります。
美肌になるためには、ビタミンCは欠かせません。
肌に弾力性を与え水分の減少を防ぎ、美肌にするメラニン色素の生成を抑制する効果もあります。
緑茶には、そのビタミンCが緑茶三杯でりんご1個に匹敵するほどたくさん含まれています。
ビタミンEも含まれており、老化防止に効果的です。

ちょっと一息 お茶のよもやま話


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