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東方美人茶とは?独特の香りと歴史を持つ台湾銘茶を解説

※こちらはお茶の種類のご紹介記事です。東方美人茶は新緑園では販売しておりません。

「東方美人茶」という名前を聞いたことはありますか?台湾を代表するお茶のひとつで、独特の甘い香りと深みのある味わいが特徴です。このページでは、東方美人茶の産地・製法・歴史・名前の由来など、気になる疑問をわかりやすくまとめました。

東方美人茶のイメージ

東方美人茶とはどんなお茶?

東方美人茶(とうほうびじんちゃ)は、台湾中西部の新竹県峨眉郷などを主な産地とする台湾茶のひとつです。ウーロン茶の一種に分類されますが、発酵度が高く、紅茶に近い風味を持つとされています。

この茶の最大の特徴は、ウンカ(小さな昆虫)が茶葉を吸汁することで生まれる、独特の甘い香りです。虫に食われた茶葉が自己防衛のために成分を変化させることで、蜜のような甘い香りが生まれると考えられています。この香りは「蜜香(みつか)」とも呼ばれ、東方美人茶を語るうえで欠かせない要素です。

東方美人茶の名前の由来と歴史

「オリエンタル・ビューティ」から「東方美人」へ

東方美人茶は、清代・日本統治時代の頃から台湾の重要な輸出産品でした。ヨーロッパへの輸出が始まり、19世紀末から20世紀にかけて英国で人気が高まるにつれ、「オリエンタル・ビューティ(Oriental Beauty)」という名で親しまれるようになりました。

なお、「ビクトリア女王が名付けた」という説が広く知られていますが、年代的に合わない点があるとされており、定説とはなっていません。

「オリエンタル・ビューティ」の訳語として、東洋では響きの美しい「東方美人」という名称が定着しました。別名「白毫烏龍茶(はくごうウーロン茶)」「膨風茶(ぼうふうちゃ)」とも呼ばれます。

近年の消費動向

かつては輸出向けが中心でしたが、近年では台湾国内での消費量も増えています。台湾茶・中国茶に関心が高まる日本でも、東方美人茶の名前を目にする機会が増えてきました。

東方美人茶の特徴まとめ

  • 産地:台湾中西部(新竹県峨眉郷など)
  • 分類:ウーロン茶(高発酵)
  • 特徴:ウンカによる「蜜香」と呼ばれる甘い香り
  • 別名:白毫烏龍茶・膨風茶・オリエンタルビューティ
  • 歴史:清代から台湾の主要輸出茶として知られる

新緑園のおすすめ商品

東方美人茶は新緑園では取り扱っておりませんが、日本産の紅茶や茶器など、お茶を楽しむためのアイテムをご用意しています。

記事監修

日本茶専門店 新緑園 代表取締役 茶匠 黒木信吾 (茶審査技術 九段 / 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞)

宮崎県新富町にて昭和30年創業の新緑園代表。全国茶審査技術競技大会で全国でも数少ない「九段」を取得。

  • 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞
  • 国内外コンテストで多数受賞
  • 日本茶普及活動にも従事

東方美人茶は、台湾中西部の新竹県峨眉郷などを産地とする高発酵のウーロン茶です。ウンカが茶葉を吸汁することで生まれる「蜜香」と呼ばれる甘い香りが最大の特徴で、別名「オリエンタルビューティ」とも呼ばれます。清代から台湾の重要な輸出茶として知られ、近年は台湾国内での消費も増えています。

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