*

おくみどりとは?特徴・味・産地をわかりやすく解説

新緑園公式通販のおくみどり

「おくみどり」という品種名を聞いたことはありますか?煎茶や抹茶の原料として使われるチャノキの品種のひとつで、まろやかな味わいと爽やかな香りが特徴です。このページでは、おくみどりの品種特性・味の傾向・栽培方法・含まれる成分について、わかりやすくご紹介します。

おくみどりとはどんな品種?

おくみどりは、代表的なチャノキの品種「やぶきた」と「静岡在来16号」をかけ合わせて作られた品種です。やぶきたよりも遅い時期に旬を迎える「晩生(おくて)」の品種で、深みのある緑色の茶葉が特徴的です。「おくみどり」という名前は、この晩生であることと、茶葉の色の深い緑色に由来しています。

おくみどりの主な特徴

  • 「やぶきた」と「静岡在来16号」の交配品種
  • 晩生(やぶきたより遅い収穫時期)
  • 芽数が多く、収量が多く見込める
  • 茶葉は深みのある緑色
  • 煎茶・碾茶(てんちゃ)・玉露用としても注目されている

おくみどりの産地と栽培地域

おくみどりの主な栽培地域は鹿児島や京都ですが、近畿・九州・沖縄など西日本を中心に幅広い地域で栽培されています。温暖な気候に適した品種として、各地の茶産地で取り入れられています。

おくみどり茶の味わいと香り

煎茶などに加工したおくみどりは、クセがなくまろやかな飲み口が特徴です。渋みも甘みも強すぎず、弱すぎないバランスのとれた味わいで、日本茶に慣れていない方にも飲みやすいお茶といえます。加工すると、スッキリとした爽やかな香りが楽しめます。

そのバランスのよさから、やぶきたなど他の品種とブレンドされた商品も多く見られます。一方で、おくみどり単品でも十分においしくいただけます。夏場には水出し緑茶としてもおすすめです。

かぶせ栽培のおくみどりについて

おくみどりには、露地栽培のほかに「かぶせ栽培」で育てられているものもあります。かぶせ栽培とは、収穫前に茶葉に覆いをして日光を遮る栽培方法です。日光を遮ることで茶葉の成分に変化が生じ、甘みと香りがより強くなる傾向があります。

通常の煎茶は低めの温度のお湯で淹れることが多いですが、かぶせ栽培のおくみどりは熱湯でもおいしくいただけるのが特徴のひとつです。これはかぶせ茶ならではの魅力といえます。

おくみどりに含まれる「メチル化カテキン」とは

おくみどりには、「メチル化カテキン」と呼ばれる成分が含まれているとされています。メチル化カテキンは、茶葉の中でも限られた品種にしか確認されていない成分です。やぶきたなど一般的な煎茶品種には含まれていない点が、おくみどりの特徴のひとつとして注目されています。

なお、メチル化カテキンには抗アレルギー作用があるとされており、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといったアレルギー症状への影響が研究されています。ただし、特定の症状への効果を保証するものではありませんので、あくまで参考情報としてご覧ください。

新緑園のおすすめ商品

記事監修

日本茶専門店 新緑園 代表取締役 茶匠 黒木信吾 (茶審査技術 九段 / 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞)

宮崎県新富町にて昭和30年創業の新緑園代表。全国茶審査技術競技大会で全国でも数少ない「九段」を取得。

  • 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞
  • 国内外コンテストで多数受賞
  • 日本茶普及活動にも従事

おくみどりは「やぶきた」と「静岡在来16号」を交配した晩生の日本茶品種です。渋みと甘みのバランスがよく、まろやかで飲みやすい味わいが特徴で、水出し緑茶にもおすすめです。かぶせ栽培では甘みと香りがより強くなる傾向があります。また、限られた品種にしか含まれないメチル化カテキンが含まれる点も注目されています。

ちょっと一息 お茶のよもやま話


日本茶Blog

Loading...

TOPへ戻る