宮崎県で栽培されている茶品種
宮崎における煎茶の製法は、宝暦初年(1751年)に都城島津藩家士の池田貞記が山城宇治に赴き、蒸製製茶法を取得して藩内に広めたのが始まりとされており、宝暦7年(1757年)に当時の桃園天皇にお茶を献上しています。
古い歴史ある宮崎での茶の栽培ですが、県内では“やぶきた”以外に県が推奨する12品種をはじめ、優れた特徴を持つ多くの品種が栽培されています。
宮崎県で推奨されている茶品種
・さえみどり(早生)
優良品種のやぶきたと、高品質なあさつゆの交配によって誕生しました。
さえみどりの魅力は、なんと言っても優れた品質にあります。
渋味が少なく旨味の強い味わい、上品な香り、鮮やかで美しい緑の水色。
どれをとっても、日本茶の良さを存分に感じられるおすすめの品種です。
・ゆめかおり(早生)
摘採期がやぶきたより3〜4日程度早い早生品種です。
品質はやぶきたと同程度で、萎凋させると良好な花香が発生します。
・さきみどり(やや早生)
名前の通り、鮮やかな緑色の茶葉が印象的な「さきみどり」。
色から受ける印象の通り、香りもまっすぐで爽やかな点が魅力です。
すっきりとした渋味が特徴的な味わいは、気軽にお茶を飲みたい時にぴったりと言えます。
・やぶきた(中生)
お茶の国内栽培面積のうち約8割を占めると言われる、日本茶の代表品種が「やぶきた」です。
1908年に静岡の杉山彦三郎によって発見され、収穫できる量・品質ともに高水準の優良品種として、長らく日本のトップ品種に君臨しています。
濃厚で甘味のある味わいと優雅な香りが特徴で、「これぞ日本茶」というおいしさを感じられる品種です。
・はるもえぎ(中生)
次世代のスタンダードとして、注目を集める品種が「はるもえぎ」です。
品種の血統としては、やぶきたの孫にあたります。
栽培面積はまだ少なく、希少品種の一つです。
茶葉の色が鮮やかな緑であることなどから、その名がつけられました。
はるもえぎの特徴が、やぶきたに比べて旨味成分であるアミノ酸の含有率が高いこと。そのため、味わいがほんのりと優しく、余韻として甘味が残るのが特徴です。
・なごみゆたか(中生)
煎茶としての製茶品質は、良好な香りで旨味が強くやぶきたより優れ、特に、佂炒り茶にすると甘い香りとすっきりとした喉ごしが感じられます。
やぶきたより摘採が1日遅い中生種で、生葉収量はやぶきたより多収です。
・みねかおり(やや晩生)
やぶきたと、うんかいの交配によって誕生しました。
釜炒り製玉緑茶に適し、特に芳香が高く、品質の良い品種です。
・みなみさやか(やや晩生)
やぶきたより3日遅いやや晩生の品種で、香気に特徴があります。
ミルクティーを連想させる花香とさっぱりとした滋味が特徴です。
・ふうしゅん(晩生)
やぶきたより5日晩生の品種です。耐寒性、耐病性に優れた多収性品種で、宮崎県、静岡県で栽培されています。
・おくみどり(晩生)
やぶきたよりも摘採時期が遅い「晩生品種」の代表品種です。
鹿児島・京都など、九州や近畿地方を中心に栽培されており、大きな欠点がないバランスの良さが魅力。
しっかりとした旨味と、程よい渋味が人気です。
上品な香りで、合組(ごうぐみ:日本茶における品種のブレンド)にも向いています。
・みやまかおり(晩生)
やぶきたより7〜8日、さらに、おくみどりより1〜2日遅い晩生品種です。
生育が旺盛で、多収です。地域を選ばず生育と収量が安定しています。
やぶきたとは異なる香気があります。
・はるのなごり(晩生)
摘採時期がやぶきたより4日程度、かなやみどりより1日遅い晩生品種です。
製茶品質はやぶきたと同程度で、色沢や香気はかなやみどりより優れています。
【新緑園のおすすめ】
宮崎における煎茶の製法は、宝暦初年(1751年)に都城島津藩家士の池田貞記が山城宇治に赴き、蒸製製茶法を取得して藩内に広めたのが始まりとされており、宝暦7年(1757年)に当時の桃園天皇にお茶を献上しています。
古い歴史ある宮崎での茶の栽培ですが、県内では“やぶきた”以外に県が推奨する12品種をはじめ、優れた特徴を持つ多くの品種が栽培されています。
宮崎県で推奨されている茶品種
・さえみどり(早生)
優良品種のやぶきたと、高品質なあさつゆの交配によって誕生しました。
さえみどりの魅力は、なんと言っても優れた品質にあります。
渋味が少なく旨味の強い味わい、上品な香り、鮮やかで美しい緑の水色。
どれをとっても、日本茶の良さを存分に感じられるおすすめの品種です。
・ゆめかおり(早生)
摘採期がやぶきたより3〜4日程度早い早生品種です。
品質はやぶきたと同程度で、萎凋させると良好な花香が発生します。
・さきみどり(やや早生)
名前の通り、鮮やかな緑色の茶葉が印象的な「さきみどり」。
色から受ける印象の通り、香りもまっすぐで爽やかな点が魅力です。
すっきりとした渋味が特徴的な味わいは、気軽にお茶を飲みたい時にぴったりと言えます。
・やぶきた(中生)
お茶の国内栽培面積のうち約8割を占めると言われる、日本茶の代表品種が「やぶきた」です。
1908年に静岡の杉山彦三郎によって発見され、収穫できる量・品質ともに高水準の優良品種として、長らく日本のトップ品種に君臨しています。
濃厚で甘味のある味わいと優雅な香りが特徴で、「これぞ日本茶」というおいしさを感じられる品種です。
・はるもえぎ(中生)
次世代のスタンダードとして、注目を集める品種が「はるもえぎ」です。
品種の血統としては、やぶきたの孫にあたります。
栽培面積はまだ少なく、希少品種の一つです。
茶葉の色が鮮やかな緑であることなどから、その名がつけられました。
はるもえぎの特徴が、やぶきたに比べて旨味成分であるアミノ酸の含有率が高いこと。そのため、味わいがほんのりと優しく、余韻として甘味が残るのが特徴です。
・なごみゆたか(中生)
煎茶としての製茶品質は、良好な香りで旨味が強くやぶきたより優れ、特に、佂炒り茶にすると甘い香りとすっきりとした喉ごしが感じられます。
やぶきたより摘採が1日遅い中生種で、生葉収量はやぶきたより多収です。
・みねかおり(やや晩生)
やぶきたと、うんかいの交配によって誕生しました。
釜炒り製玉緑茶に適し、特に芳香が高く、品質の良い品種です。
・みなみさやか(やや晩生)
やぶきたより3日遅いやや晩生の品種で、香気に特徴があります。
ミルクティーを連想させる花香とさっぱりとした滋味が特徴です。
・ふうしゅん(晩生)
やぶきたより5日晩生の品種です。耐寒性、耐病性に優れた多収性品種で、宮崎県、静岡県で栽培されています。
・おくみどり(晩生)
やぶきたよりも摘採時期が遅い「晩生品種」の代表品種です。
鹿児島・京都など、九州や近畿地方を中心に栽培されており、大きな欠点がないバランスの良さが魅力。
しっかりとした旨味と、程よい渋味が人気です。
上品な香りで、合組(ごうぐみ:日本茶における品種のブレンド)にも向いています。
・みやまかおり(晩生)
やぶきたより7〜8日、さらに、おくみどりより1〜2日遅い晩生品種です。
生育が旺盛で、多収です。地域を選ばず生育と収量が安定しています。
やぶきたとは異なる香気があります。
・はるのなごり(晩生)
摘採時期がやぶきたより4日程度、かなやみどりより1日遅い晩生品種です。
製茶品質はやぶきたと同程度で、色沢や香気はかなやみどりより優れています。
【新緑園のおすすめ】
- 鑑定力9段の高級茶「まれもの」80g【SN20】 茶匠が仕上げた至極の一品。本質的な生葉の香りと味わいに正面から向き合った商品。別格の高級日本茶。
2,000円(税込2,160円) - 極上煎茶100g【SN15】 新茶ご予約開始!自分へのご褒美や、大切な方へ最高品質のお茶を。味や香り、コク、色にいたるまで、豊かでありながら上品に仕上げております。 1,500円(税込1,620円)
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