日本茶の品種について
チャノキは、葉の大きさ、木の高さなどの特徴から、アッサム種(大葉種)と中国種(小葉種)の2系統に大別されています。
そして、より細かい特徴による識別に「やぶきた」、「べにふうき」などの品種があります。品種が異なると、木や葉の大きさや形だけでなく、病気への耐性、摘採時期、香りや味に影響する成分割合、適した加工方法などが変わります。
よく、「やぶきた」のような「チャノキの品種」と、煎茶や玉露のような「お茶の種類」を混同する場合があります。ところが、両者はまったく違うものです。
ここでは、そんな「日本茶の品種」についてご説明します。
●日本のお茶の品種いろいろ
煎茶、玉露や抹茶、紅茶、ウーロン茶には、それぞれにふさわしい品種があります。お茶農家は、どんなお茶を作るのか、それに合わせて品種を選び、栽培します。
品種ごとの栽培面積をみると、75%を「やぶきた」が占めています。やぶきたが、お茶の大多数を占める煎茶に向いていて、栽培、製茶、色沢や香味などで総合的に優れていることによります。
最近は、やぶきた一辺倒にならないように新たな品種に植え替えたり、個性的なお茶を求める動きにあわせて希少品種を育てたりする生産者もいます。
◇茶園面積の品種別割合(平成 24(2012)年度)
◇農林水産省登録品種
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