※お茶の種類のご紹介となります。新緑園では販売いたしておりません。

九州地方の日本茶〜そのぎ茶〜

小さな産地ながら、数々の名誉ある賞を受賞
 
―小さな町で相次ぐ、大きな受賞


新緑園公式通販のそのぎ茶

小さな町ながらも長崎県の生産量の6割以上を占める県内随一の緑茶の産地、東彼杵町(ひがしそのぎちょう)。そこで作られているそのぎ茶は、お茶の日本一を決める「全国茶品評会」にて「農林水産大臣賞」と「産地賞」のダブル受賞を、2017年より3年連続達成したり、パリで開催された「Japanese TEA selection PARIS2019」において、金賞・銀賞・銅賞を受賞したりするなど、数々の名誉ある賞を受賞している銘茶です。
 
 
―若い力がみなぎる東彼杵町

新緑園公式通販のそのぎ茶

波静かな大村湾に面し、のどかな農風景が広がる東彼杵町。茶畑は、潮風が爽やかに吹き抜ける山の斜面地にあります。昼夜の大きな寒暖差、朝霧が立ち込める環境、豊かな水が極上の茶葉を生み出しています。
東彼杵町には、若手のお茶農家が多くいます。実直にお茶と向き合う先代たちの背中を見てきた彼らは、伝統を継承しながらも時代に応じた新しいものを取り入れ、そのぎ茶の未来を切り開くパワーになっています。
近年では、欧米のツアーと提携したグリーンティーリズムというお茶農家への民泊も行っており、京都・富士山にも引けを取らない高評価を得ています。
 
 
―長崎を、日本を、代表したそのぎ茶

新緑園公式通販のそのぎ茶

長崎が唯一の貿易港だった江戸時代、東彼杵町は長崎から江戸へ向かう長崎街道と、平戸と九州各地を結ぶ平戸街道が交差する重要な場所に位置し、宿場町として大きく賑わっていました。
東彼杵町に宿泊した、出島三学者と呼ばれるエンゲルベルト・ケンペル、カール・ツンベルク、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、見事なお茶の栽培方法に感銘を受け、広くヨーロッパに紹介したと言われています。
 
 
―そのぎ茶の特徴



有機栽培による土壌作り、旨味を引き出すための日光調整、そのぎ茶の製法である「蒸し製玉緑茶」や「釜炒り茶」に適した茶葉の選定など、お茶農家のこだわりと努力から生み出されるそのぎ茶は、深みのある豊かな味と香りの銘茶。
茶葉が一枚一枚丸まった形状をしており、そのグリっとした見た目から「グリ茶」と呼ばれています。普通のお茶よりもゆっくり開くため、注ぐたびに味や香り、旨味の移り変わりを楽しめます。

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