バター茶をご存じですか?
チベット文化圏で幅広く飲まれている飲み物の一つに、バター茶があります。
チベット本土ではスーチャ、インド北部のラダックではグルグル・チャなどと呼ばれています。
11世紀頃、インドの高僧アティシャが西チベットのグゲ王国を訪れた際に、王から献上されたバター茶を飲んだところ、長旅で消耗していた体力と気力がみるみるうちに回復したので、とても喜んだという話が伝えられています。

チベット文化圏は、標高が高くて極端に乾燥した地域が多く、茶葉の栽培には適していません。
チベット本土では古くから、磚茶(たんちゃ)というレンガ状に固めた茶葉を中国などから輸入していました。その茶葉を煮出し、バターと塩を加えます。
脂肪分の多いバターと紅茶の水は混ざりません。そこで、トンモという直径15センチメートル、長さ1メートルほどの竹筒に入れ、長い柄の付いたピストンを押し込んで力を入れて、上下させながら撹拌するのです。
撹拌しては、鍋に戻し、また、杓子で汲み上げて桶に入れて撹拌する。
それを温め直すと、ようやくバター茶ができあがります。
バターと言っても発酵バターで、独特の強いにおいがあり、バター茶には砂糖の代わりに岩塩が入っています。
正直、初めて飲むとお世辞にもおいしいとは言えない味です。
でも、チベットの厳しい環境で暮らす人たちには、バター茶で客をもてなし、日々の疲れを取り、健康を守る大切な飲み物なのです。
バター茶(飲みやすくアレンジ)の作り方
チベットのバター茶をアレンジしたレシピの紹介です。最後に黒こしょうをふりかけたり、シナモンで風味をつけたりしてもおいしいです。バターのコクで満足感も得られますので、小腹が空いた時にぜひお試しください。

材料(1人前)
紅茶 (ティーバッグ)・・・1個
水・・・150ml
牛乳・・・100ml
砂糖・・・小さじ2
有塩バター・・・5g
作り方
1.鍋に水を入れ、沸騰したら弱火にして、紅茶を入れて3分程煮出します。
2.弱火のまま牛乳、砂糖、有塩バターを加えて混ぜながら、沸騰直前まで温めて火から下ろします。
3.カップに注ぎ完成です。
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