| 葉の形は真っ直ぐ伸びています。抽出も上質なお茶ほど緑色が鮮明で鮮やかです。 | 製造は茶葉を摘んで蒸気で60秒ほど蒸して、あとは揉み込みと乾燥を数時間繰り返し「荒茶」が完成します。蒸気で蒸し乾燥する工程が日本茶の最大の特徴で茶葉の緑色が維持されます。 | 味わいは時期や品質にもより旨みや甘み、渋みや苦みのバランスが変わります。一番茶(新茶)で養分の多い茶葉ですと旨みや甘みが増しまろやかになります。 | 1人分で約3グラム、熱湯なら急須や湯飲みで湯冷ましし、70度程に下がったお湯で1分弱で湯呑みに注ぎます。 | 茶葉は緑色で柔らかく細めで少し粉っぽさがありますが、抽出した色は濃く鮮やかな緑色が特徴です。 | 製造では生葉を摘んで通常の煎茶に比べ2〜3倍、90秒以上蒸気で蒸します。 | この様に生葉を強く深く蒸すことで、青臭さや渋みが無くなり、甘みやまろやかさのあるお茶になります。 | 淹れ方は、葉が細かいので濃く出ます。湯冷ましして飲むとまろやかさが一層引き立ちます。 |
| 主に安価な茶葉を焙じており、形も大きめです。抽出は薄く褐色です。 | ほうじ茶は茶葉や茎などの荒茶を高温で焙煎して焙じたものです。色は褐色で薄めに出ます。 | 味はカフェイン成分がほぼ無く、苦渋みが無く香りの良さと飲みやすさが特徴で子供やご年配の方にもおすすめです。 | 高温で香りを楽しみ、濃い食事のあとに最適です。上級なほうじ茶はフルーティーな香りがします。 | |
| 茶の葉の中の芽を集めたもので、小さな粒状の多いお茶です。色は濃いめに出ます。 | 製造は仕上げ行程の途中で、網で小さな芽を抜き分けて集めます。 | 味は葉や茎にはない、濃厚な旨みが凝縮されており深い味わいが特徴です。 | 淹れ方は、深蒸し茶と同様で細かいお茶ですから、煎茶より少なめな茶葉で70度くらいの湯温で淹れると格別な味わいが楽しめます。 | |
| 茶葉はパウダー状で、お湯と混ぜると濃厚で鮮やかな緑色になります。 | 茶葉は茶園で20日以上覆いを被せたものを摘み取り、乾燥させ製造した「甜茶」を石臼でひいて粉末にしたものです。 | 味は上品な渋みと旨みが特徴で、近年はお菓子の材料として使われることも非常に増えています。また茶葉自体を飲むため、お茶の持つ栄養を余すことなく摂取出来ます。 | 飲み方は茶筅(ちゃせん)でクリーミーな緑色の泡を立てて飲みます。 | |
| 抹茶に似たパウダー状のお茶です。 | 製造は茶葉をボールミルなどの機械で粉末状にしたものです。 | 味はすっきりして飲み易さがあります。 | 外出する際はお湯と粉末茶を飲む直前に混ぜると、事前に混ぜておくより美味しく爽やかな味わいで飲めます。 | |
| お湯に出し色は薄めで黄色がかっています。 | 茶葉は、大きな葉の番茶や頭茶に炒って狐色になった玄米を混ぜたものです。 | 味わいは上質の緑茶や上玄米をブレンドすると旨みと香りが際立ちます。 | 熱いお湯で淹れても渋みが無く美味しく飲めます。 | |
| 玉露は最も高級な日本茶です。茶葉は色濃く鮮やかな緑色で、やや太めの形状物です。抽出した色は透明な緑色になります。 | 原料となる茶葉は、茶摘み前20日程、「よしず」などの遮光性のある資材で茶園を覆い日光を遮ります。 | この育成方法により茶葉に旨み成分を増やし渋みや苦みが減少します。また特徴の一つに「覆い香」があります。海苔の香りの様な独特な香りや濃厚な旨みが口の中に広がります。 | 60度程の低温のお湯で淹れることが重要です。 | |
| 形は主に丸い形状のものが多く、釜炒り製玉緑茶とも呼ばれます。煎茶の様に真っ直ぐ伸びたものもまれに見られます。 | 釜炒り茶は、一般的な日本茶の製造と違い、蒸気で蒸さず高温の釜で炒ったものです。 | 味は豊かな香りが特徴でさっぱりした味わいです。 | 高温で香り良く飲むと美味しいです。 | |
| 色は煎茶より濃く、お湯に出した色も鮮やかな色合いです。 | かぶせ茶とは、茶摘みをする日まで、1週間以上覆いを被せ栽培したお茶を言います。九州地方では多くの栽培でこの被せが施されていますが、「かぶせ茶」という表記はしておりません。 | 被せにより渋みが少ないのが特徴です。 | 湯冷ましして飲むと、まろやかさが更に引き立ちます。 | |
| 扁平な形状をした頭柳は、お茶の製造の途中で、葉の大きい部宇分を抜き分けた出物の一種です。 | ||||
| 玉露と同じ栽培方法で、約20日程日光を遮って育てられます。 | 手摘みし、蒸したあとは揉まずに乾燥し細かい茎を省きます。 | これを臼でひいたものが抹茶になります。 | ||
| 1番茶後、2番茶後、3番茶後、あるいは秋や冬に入って摘む、形の大きい色も褐色気味のお茶です。 | 味は甘味は無く渋みや雑味があります。 |
*茶期について
新茶(一番茶)は秋から冬、春を経て4月下旬から5月上旬に摘む半年分の養分をたっぷり吸収したお茶で、2番茶、3番茶、番茶などに比べて品質は一番優れています。また1番茶は他のお茶に比べ、見た目も色鮮やかで細く、香りも良く渋みが少ないのが特徴です。秋に摘む番茶は、柄が大きく色も悪く、主にペットボトルの原料や玄米に混ぜて玄米茶として飲まれます。また細か刻んで安価なティーパックにも使用します。
*品質の差
品質の差の要因は多岐にわたります。旨みや甘みの差は主に肥料成分の多少で出ます。また摘む時期が遅れ葉が大きく伸びると、葉に繊維質が増え苦味のあるお茶になります。製造工程でも温度や蒸し時間で品質は変化します。*荒茶
荒茶とは、摘んだ生葉を蒸気で蒸して乾燥や揉み込みを繰り返したもので、ここまでの行程を一次加工と言います。二次加工として、焙煎やブレンドを施し市販用として完成します。*出物
荒茶を二次加工していく際に網で篩い分けたお茶の一部で、粉や茎、柄の大きな頭茶などを指します。ちょっと一息 お茶のよもやま話
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