農林水産省の生葉収穫量、荒茶生産量は非公表。
栽培面積は46ヘクタールとなっている。

梅田茶(うめだちょう)(桐生市)
県内を代表する産地。奥久慈〜村上を通る茶栽培の北限に位置する。群馬県桐生市梅田地区は、湿度が高く寒暖の差が大きいことからお茶の栽培に適している。桐生の名の元となったとされる「霧」「霞」などのブランドがある。
子持茶(こもちちゃ)(渋川市)
古くからの産地で煎茶などを作っていたが、高齢化や競争の激化などで衰退。現在は紅茶生産などに力を入れている。
※上記は新緑園ではお取り扱いがございません。
あくまでも産地のご紹介となります。
悪しからずご了承ください。
群馬県のお茶づくりの背景と気候条件
群馬県は山間地が多く、澄んだ空気と清らかな水に恵まれています。内陸性気候のため昼夜の寒暖差が大きく、茶葉に旨みを蓄えやすい環境です。特に桐生市や渋川市周辺は、古くから茶の栽培が行われてきた地域であり、現在も小規模ながら品質の良いお茶が育てられています。
栽培面積は46ヘクタールと大規模ではないものの、地域で守り続けられてきた茶づくりへの情熱は深く、近年はブランド力の向上にも取り組んでいます。山あいの畑は霧が発生しやすく、日射が和らぐことで柔らかな芽が育ちやすい環境なのです。こうした自然条件は静岡県の山間エリアとも似ているため、茶の栽培に適していると評価されています。香りが高く、軽やかな飲み口のお茶が多いのも特徴で、県外の愛飲者からも根強い支持を集めています。
梅田茶の魅力と地域ブランドとしての価値
桐生市梅田町で育つ「梅田茶」は、群馬県を代表する銘茶として知られています。奥久慈茶や村上茶と同じく、茶栽培の北限に位置する希少な産地であり、冷涼な気候が生み出す透明感のある味わいが評判です。梅田地区は山間部のため湿度が高く、さらに日中と夜間の気温差が大きいことから、香り豊かで引き締まった茶葉が育ちます。
「霧」や「霞」などのブランド名が示すように、この地域は朝霧が立ちこめることが多く、天然の被覆効果が働くことで渋みが抑えられ、まろやかな旨みを感じられるのが特徴です。手間をかけて育てられる梅田茶は、近年、地元の特産として見直されており、観光客にも人気があります。生産量は多くありませんが、その分一つ一つの茶畑で丁寧な管理が行われています。地域の伝統を守りながら、品質を追求する生産者の姿勢が、梅田茶の魅力を底上げしていると言えるでしょう。
子持茶と新たな取り組み、地域が育てる未来の日本茶
渋川市周辺で育まれてきた「子持茶」は、古い歴史を持つ地域茶として知られてきました。かつては煎茶の産地として栄えていましたが、生産者の減少や市場競争の激化により縮小していきます。とはいえ、そこで新たな挑戦が始まりました。地域の気候を活かした国産紅茶づくりです。
群馬県の冷涼な環境は紅茶向けの発酵に適しており、香りが立ちやすく雑味が少ない紅茶が仕上がります。近年は地域ブランドとして注目され、イベントやマルシェなどでも人気です。茶畑の再生や耕作放棄地の活用にもつながり、若い世代が参入しやすい産業として期待されています。子持地域で育てられる茶葉は素直な風味が特徴で、紅茶として仕上げると上品な甘みが引き立ちます。緑茶文化が中心だった関東地方において、こうした新しい取り組みは地域全体の活性化にも寄与しており、今後の広がりにも注目が集まっています。
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