生葉収穫量630トン、荒茶生産量137トン。

足柄茶(あしがらちゃ)(小田原市・開成町など)
神奈川県産茶葉の総称で産地としては比較的新しい場所です。県西部の霧深い丹沢や箱根山麓で栽培された風味と香り深いお茶です。関東大震災以後の産業復興策として始まりました。浅蒸しの製法が主となっています。
※上記は新緑園ではお取り扱いがございません。
あくまでも産地のご紹介となります。
悪しからずご了承ください。
神奈川県の西部は、丹沢山地や箱根外輪山に囲まれた自然豊かな地域で、茶栽培に適した気候が整っています。山間部では朝夕の霧が発生しやすく、強い日差しが和らぐため、葉がやわらかく育ちます。こうした条件が足柄茶の香りに深みを与えているのです。
茶産地としては比較的新しい歴史を持ちますが、関東大震災後の復興策として本格的な栽培が進められた背景があります。山麓での農業が盛んだった地域において、お茶は新たな産業として定着しました。標高差による気温の変化が味の個性を生み、地域ごとの違いも楽しめます。足柄茶は近年、地元産品としての注目度が高まり、県外でも名前を耳にする機会が増えています。こうした環境を活かした茶づくりは、神奈川県ならではの魅力として受け継がれています。
足柄茶は浅蒸しで仕上げられることが多く、清々しい香りと澄んだ水色が持ち味です。丹沢から吹き下ろす冷涼な風が茶葉を引き締めるため、旨みと渋みのバランスが良い点も人気の理由です。浅蒸しの特徴として、茶葉の形が比較的整っているため、湯に入れた際の開き方で香りが広がります。
注ぐ温度によっても印象が変わり、70度前後では旨みが際立ち、やや高めの温度では爽やかな渋みが引き立ちます。地元の農家は、急激な温度差で育った茶葉の個性を大切にしており、火入れの度合いにも工夫を凝らしています。地域性を感じさせる仕上がりが特徴で、普段飲みのお茶としてはもちろん、来客用にも使いやすい品の良さも特徴です。ほっとひと息つきたいときにも寄り添ってくれるようなお茶です。
足柄茶の産地では、品質を維持しながら次世代へ技術を伝える活動が積極的に行われています。茶畑の景観を守るため、地域ぐるみの保全プロジェクトが設けられ、観光と農業を結びつけた取り組みも増えてきました。近年は、足柄茶を使ったスイーツや飲料の開発も進み、若い世代にも親しみやすい形で魅力が広がっています。
新たな需要を生み出すことで、地域の茶産業を支える動きが活発化しています。学校や地域団体による体験イベントも開催され、足柄茶を通じて農業への理解を深める機会が増えました。産地としての歴史は長くないものの、地域の努力によって個性あるブランドへと成長してきた点が大きな強みです。これからも地元とともに歩むお茶として、多くの人に愛されていくことでしょう。




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