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香川県のお茶とは?香川茶・高瀬茶の歴史と産地の特徴

香川県は瀬戸内式気候の温暖な地域として知られていますが、県南西部の山間丘陵地帯では良質なお茶が育まれてきました。「香川茶」や「高瀬茶」といった地域ブランドを持ち、約350年の歴史を誇る香川県のお茶文化。このコラムでは、香川県のお茶の産地・品種・歴史について詳しくご紹介します。

※香川県産のお茶は新緑園ではお取り扱いがございません。あくまでも産地のご紹介となります。悪しからずご了承ください。

香川県の茶産地

香川県のお茶の基本データ

  • 生葉収穫量:391トン
  • 荒茶生産量:95トン
  • 主な産地:県南西部の山間丘陵地帯
  • 主な品種:やぶきた、めいりょく

香川県のお茶づくりを支える風土と気候

香川県は温暖で降水量が少ない瀬戸内式気候に属しており、全国的に見ると茶産地としてはやや珍しい環境にあります。その一方で、県南西部の山間丘陵地帯では昼夜の寒暖差が生まれやすく、茶樹の生育に適した条件が整っています。水はけの良い土地と穏やかな日照が、香川県のお茶にすっきりとした飲み口をもたらすとされています。

大規模産地ではないからこそ、茶園一つひとつに目が行き届き、丁寧な管理が続けられてきました。生産量は限られているものの、地域に根ざしたお茶づくりが今も息づいています。香川県のお茶は、穏やかな自然と人の手仕事が重なり合って育まれてきた存在といえるでしょう。

香川茶に受け継がれる歴史とブランド形成

香川県のお茶の歴史は古く、約350年前、高松藩初代藩主・松平頼重公が茶会用として栗林公園内に茶園を造園したことに始まると伝えられています。この出来事をきっかけに、茶は文化的な存在として地域に根付きました。現在の「香川茶」は、県内各地の茶どころで生産された茶葉をブレンドした統一ブランドとして展開されています。

品種には「やぶきた」や「めいりょく」などが用いられ、安定した品質と親しみやすい味わいが特徴です。個々の産地の個性を生かしながら、香川県全体としての魅力を伝える取り組みが続けられています。日本茶の産地として、煎茶文化の広がりとともに歩んできた地域のひとつです。

高瀬茶が担う香川県最大の茶産地

三豊市高瀬地区で生産される高瀬茶は、香川県内の生産量の6割以上を占める最大の産地です。旧高瀬町二ノ宮地区を中心に茶畑が広がり、古くから上質な煎茶の産地として知られてきました。金毘羅参詣の旅人に愛飲されたという伝承もあり、地域の歴史と深く結びついています。

高瀬茶は一番茶だけでなく二番茶まで収穫され、バランスの取れた味わいが特徴です。強すぎない渋みと穏やかな旨味があり、日常のお茶としても親しまれています。香川県のお茶文化を支える中心的存在として、高瀬茶は今も大切に守られ続けています。

まとめ:香川県のお茶の魅力

  • 瀬戸内式気候という独自の環境で育まれた、すっきりとした飲み口のお茶
  • 約350年の歴史を持つ「香川茶」は、県内産地のブレンドによる統一ブランド
  • 「高瀬茶」は県内生産量の6割以上を占め、金毘羅参詣とも縁深い上級煎茶の産地
  • 「やぶきた」「めいりょく」など優良品種が栽培され、品質の安定した茶葉が生産されている

香川県のお茶は新緑園ではお取り扱いがございませんが、同じ日本茶の産地文化に触れながら、宮崎県産の本格煎茶をぜひお試しください。

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記事監修

日本茶専門店 新緑園 代表取締役 茶匠 黒木信吾 (茶審査技術 九段 / 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞)

宮崎県新富町にて昭和30年創業の新緑園代表。全国茶審査技術競技大会で全国でも数少ない「九段」を取得。

  • 全国茶品評会 農林水産大臣賞 4度受賞
  • 国内外コンテストで多数受賞
  • 日本茶普及活動にも従事

香川県のお茶は、瀬戸内式気候の温暖な環境と山間丘陵地帯の寒暖差が生む個性的な産地です。約350年の歴史を持つ「香川茶」は県内産地のブレンドによる統一ブランドで、「やぶきた」「めいりょく」などの優良品種が栽培されています。県内最大産地の「高瀬茶」は金毘羅参詣とも縁深い上級煎茶の産地として知られています。

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