ほうじ茶をひと口すすると、まず鼻腔にふわりと広がる香ばしい芳香
??これが、ほうじ茶ならではの魅力です。
緑茶を焙煎してつくられたこのお茶は、苦味や渋味を抑えつつ、
温かみのある風味を引き出すことができ、日常のひとときをやさしく包んでくれます。
ほうじ茶は、コーヒーや紅茶のような特定の型に縛られず、
“お茶らしさ”と“自由さ”を両立させられる存在です。
本稿ではほうじ茶をもっと身近に、
もっと深く味わうためのヒントを紡いでみたいと思います。
ほうじ茶の特徴を活かすには、淹れ方の“さじ加減”が大きく影響します。
以下は、最もスタンダードな淹れ方のひとつです。
項目 | 目安 | ポイント |
---|---|---|
茶葉の量 | 1人あたり 3〜4g程度 | 茶葉の量は香りの濃淡に直結。好みに応じて微調整を。 |
お湯の温度 | 沸騰直後(90〜100℃前後) | 高温で香気成分を引き出す。ただし極端に熱しすぎないよう注意。 |
抽出時間 | 約 20〜30秒 | 長く置きすぎるとわずかな渋みが出ることも。短めが無難。 |
注ぎ方 | 均一に回し注ぎ | 最後の一滴まで注ぎ切ることで味を均一に。 |
淹れる手順(例)
急須(または茶器)を温め、湯を捨てる。
茶葉を急須に入れる。
沸騰直後のお湯を注ぎ、すぐに蓋をして抽出。
抽出後、湯呑に均等に注ぐ。
香りを立たせたいときは、抽出中にゆるやかに蒸らしたり、
蓋をほんの少しだけずらしたりするテクニックも使われます。
ただし、やりすぎると温度が下がって風味がぼやける可能性もあるので、
ほどほどのバランスを意識しましょう。
暑い季節やさっぱり飲みたい日には、冷水出しが向いています。
冷水抽出によって渋味がより抑えられ、甘さや柔らかい旨みが感じやすくなるのが特徴です。
冷水ほうじ茶の淹れ方例
茶葉:水 1L に対して 6〜10g 程度
容器:耐冷のガラスポットまたは水出し用フィルター容器
手順:茶葉を入れ、冷水を注ぎ、冷蔵庫でじっくり 2〜4時間ほど抽出
提供:飲む直前によくかき混ぜ、氷を入れるなどしてもよい
ポイントは「急がないこと」。
ゆっくり引き出すほど、雑味を抑えて穏やかな味わいになります。
ただし長時間放置しすぎると香りが飛んだり風味がぼやけたりするので、
なるべく早めに飲み切るのが望ましいでしょう。
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